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T先生へ

20年位洋裁を習っていた。
最近は先生もお歳を召され、耳が遠くなったり
血圧が高くなったり、何度も同じ話を繰り返してたけど
好きな物をバクバク食べて、ぺちゃくちゃ話して、きちんと働いて
とっても元気だった。

休日の昼下がり、一緒に洋裁教室に通っている叔母から
先生が亡くなったと連絡があった。
電話をかけてきた叔母も受けた私も4日前に会ったばかりなので
信じられない気持ちで一杯だった。。

先生は知り合いのお通夜に行った帰り、駐車場で倒れて
そのまま意識が戻ることなく逝ってしまった。
生涯を通してカトリック教会で働き、深い信仰の心を持ち続けていた先生。
倒れた時神父様と一緒で、その手を神父様はずっと握っていたと言う。
一人暮らしだった部屋で、誰知らず倒れてしまうより
先生にとって幸せな最期だったのではないかと思えるほど
お別れした時の顔は、うっすらと笑ってとても穏やかだった。

最後の教室の日。
私は糸とコンシールファスナーを買い忘れて、あまり作業が出来ず
「来週、買ってきま~す」と言って、コソコソと早帰りをしたのだ。
もっとちゃんと先生の顔を見ておけばよかったと、今になって悔やまれる。
先生、最後まで不出来な生徒でごめんなさい。
時間はかかるかもしれないけど、スカートはきっと仕上げます。
一緒に作った貫一マントをスカートを見る度に先生の事を思います。
T先生、長い間ありがとうございました。



少しでも心は晴れやかになる1冊を

「鴨川ホルモー」 万城目学著

大学生達の馬鹿らしくも爽やかな青春物語。
京都を舞台に「ありえない」けど、でも京都だから「ありえるかも?」と
思えるような話が繰り広げられる。

筋を予測出来たり、もう少し話が広げられるのにと思う所はあったけど
楽しかったから、それでOKです。
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by sanaogu-55 | 2007-02-20 20:17 | 日記