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寺島進

私は北野映画を見ていないので、寺島さんを認識するのが
遅かったと思う。
初めて、名前と顔が一致したのは「みすゞ」
夭逝した女流詩人、金子みすゞの生涯を描いた映画だった。
みすゞが親の薦めで結婚した夫で、彼女に致命的な病気を移す男の役。

人生を投げているようなどうしようもない男で、でもそのどうしようもなさが
寺島さんが演じる事で、かなり魅力的で。
白い絣の着物に赤いマフラー。
一つ間違えれば笑ってしまえるような衣装を
自堕落に退廃的に見事に着こなしていた。

えらく着物姿が堂に入ってると思ったら、寺島さんは「剣友会」出身との事。
だからこの前「剣客商売」にも出ていたんだろう。
悪い浪人役で、藤田まこと@秋山小兵衛にあっという間に
斬られてしまった。
もう少し殺陣が見たかったなと思ったけど、小兵衛とそれに近い実力の
剣客の立会いは、本当に一瞬の間で決まってしまうのかもしれない。
それにしても、本当に食い詰めたような浪人姿がよく似合っていた。
今度は「鬼平」に出て欲しいものだ。

最近は死語に思えていた「ニヒル」な感じがする寺島さん。
かなり好きです。
しかし・・・谷隼人氏に似てる。



TVドラマでは、みすゞ@松たかこ。旦那@渡部篤郎。弟@三宅健V6
         伯父@渡哲也
映画は、田中美里、寺島進、加瀬亮、中村嘉津雄。

同じ物語でも、演出と俳優でこうも違うのかと思えた。
映画は大正から昭和にかけての退廃的なねっとりした雰囲気が漂い
ドラマは松さんのせいか、辛くてもカラリとしていた。
そしてドラマの最後のシーンが今でも忘れられない。
それまでの全てをぶち壊してくれた(笑)健ちゃんの叫び。
あれさえなければと思ったのは、きっと私だけではないはずだ。
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by sanaogu-55 | 2006-08-24 19:35 | 日記